教育支援の取り組み Educational Support Activities

支援学校※や施設での「身だしなみ教室」

知的障がいのある方の自立支援の一環として、就労するにあたり社会で必要とされる“身だしなみ”を身につけていただくことを目的に、2004 年度より「身だしなみ教室」を継続的に実施しています。

「身だしなみ教室」は知的障がいのある方を対象に開催しているため、“初めて化粧品を使用する人”を想定して、商品の開け方、使い方、しまい方、そして社会へ出て必要とされる“身だしなみ”については“おしゃれとの違い”をハッキリとお伝えし、“清潔感”をキーワードに講義を進めています。商品の使い方では、洗顔、スキンケア、寝ぐせ直し、ボディケアについて体験学習を行い、“化粧品が持つ気持ち良さ、楽しさ”を実感していただきます。

社員が講師となり「身だしなみ」について説明

「洗顔・スキンケアの体験学習」

最初は緊張していた皆さんも、実際に化粧品を使用してもらいながら講義を進めていくと、表情が次第に柔らかくなり笑顔に変わっていきます。
今後も「身だしなみ教室」を継続的に開催し、知的障がいのある方への就労支援と、化粧品を使うことによる自身の変化への喜びと自信にお役立ちできればと考えています。

支援学校:知的障がいのある子どもが「幼稚園、小学校、中学校、高等学校に準じた教育を受けること」と「学習上または生活上の困難を克服し自立が図られること」を目的とした学校。

2023~2024年開催実績​

開催日 開催場所 所在地 内容 参加人数
2023年2月8日 兵庫県立のじぎく特別支援学校 兵庫県神戸市 身だしなみ教室(対面) 28名
2023年2月17日 大阪府立吹田支援学校 大阪府吹田市 身だしなみ教室(対面) 25名
2023年2月27日 大阪府立枚方支援学校 大阪府枚方市 身だしなみ教室(対面) 21名
2024年1月24日 大阪府立住之江支援学校​ 大阪府大阪市​ 身だしなみ教室(対面) 36名
2024年2月2日 大阪府立吹田支援学校​​ 大阪府吹田市​​ 身だしなみ教室(対面) 27名
2024年2月7日​ 兵庫県立のじぎく特別支援学校​ 兵庫県神戸市​​ 身だしなみ教室(対面) 22名
2024年2月13日​ 奈良県立高等養護学校 高円分教室​ 奈良県奈良市​​​ 身だしなみ教室(対面) 10名
2024年2月21日​ クレシオカレッジ 住道校​​ 大阪府大東市​​​​ 身だしなみ教室(対面) 16名
2024年2月28日​ 兵庫県立北はりま特別支援学校​​ 兵庫県多可郡​​​​ 身だしなみ教室(対面) 16名
2024年2月29日​ 大阪府立交野支援学校四条畷校​​ 大阪府四条畷市​​​​​ 身だしなみ教室(対面) 40名
開催日 開催場所・所在地・
内容・参加人数
2023年
2月8日
兵庫県立のじぎく特別支援学校
兵庫県神戸市
身だしなみ教室(対面)
28名
2023年
2月17日
大阪府立吹田支援学校
大阪府吹田市
身だしなみ教室(対面)
25名
2023年2月27日 大阪府立枚方支援学校
大阪府枚方市
身だしなみ教室(対面)
21名
2023年1月24日 大阪府立住之江支援学校
大阪府枚方市
身だしなみ教室(対面)
36名
2023年2月2日 大阪府立吹田支援学校
大阪府枚方市
身だしなみ教室(対面)
27名
2023年2月7日 兵庫県立のじぎく特別支援学校
兵庫県神戸市
身だしなみ教室(対面)
22名
2023年2月13日 奈良県立高等養護学校 高円分教室
奈良県奈良市
身だしなみ教室(対面)
10名
2023年2月21日 クレシオカレッジ 住道校
大阪府大東市
身だしなみ教室(対面)
16名
2023年2月28日 兵庫県立北はりま特別支援学校
兵庫県多可郡
身だしなみ教室(対面)
16名
2023年2月29日 大阪府立交野支援学校四条畷校
大阪府四条畷市
身だしなみ教室(対面)
40名

その他の教育支援の取り組み

広島大学 小学生向け「体験化学教室」に協賛

マンダムでは、2022年より広島大学にて毎年開催されている、小学生向け「体験化学教室」に協賛しております。理科の勉強が始まる小学3年生と4年生を対象に、3つの実験「炎色反応」「ガラス細工」「水溶液の性質変化」を行い、子ども達に化学の世界を紹介しています。
昨今、安全面への配慮や、新型コロナウイルスの流行により、子ども達が化学に触れる機会、興味を持つ機会が減っているのではないかということが、体験化学教室を主宰した広島大学・大学院総合生命科学研究科の石原教授とマンダムとの共通の危機感としてありました。そこで、「子ども達に少しでも化学に興味を持ってもらいたい」と想いから、マンダムも協賛しております。

事前説明の様子
実験中の様子

実験内容

「炎色反応」とは、「魔法の炎」と題したろうそく作りの実験です。金属粉など、様々な粉末をろうそくに混ぜることで、着火後の色が変化します。色とりどりの炎に、子ども達からは感動の歓声が上がりました。
「ガラス細工」は、ガラス細工によるマドラー作りです。色とりどりのガラスビーズをガラス菅に詰め、管の先をガスバーナーで溶かし、封をします。実験後も記憶に残りやすいように、完成した個性溢れるマドラーは、お土産として持ち帰っていただきました。
「水溶液の性質変化」とは、熱湯で色素を煮出した紫キャベツの絞り汁に、レモン汁やジュースなどの身近な水溶液を加えて、色の変化を見る実験です。子ども達が持参した、身近な水溶液から化学変化を勉強することで、興味や探求心をくすぐりました。

炎色反応
ガラス細工
水溶液の性質変化